今日歯医者に行ってきました。
レントゲンのあとに衛生士さんが一言「ショーキガスを吸いますからね」
ショーキって何だ？
マンガなんかに出てくる「瘴気」か？
犬夜叉じゃあるまいし、そんなもん吸ったら死んでしまう。
ああ・・・そうか「笑気」ガスか。
そんなコトを考えながらガスを吸入する装置を取り付けられていった。
↑非常に下手くそな絵で申し訳ないが、こんな感じだったと思う。
マスクみたな感じで下に２つ穴があってガスが溜らないようになってた。
うん、このとおりに違いない！
この絵を見て「鼻みたい」と思った人もいるでしょう。
案の定鼻につけますよコレ。
鼻からガスを吸うといわれたときパイプみたいなのを鼻の穴に突っ込むかと思ってが、このタイプだったので一安心。
衛生士さん曰く「お酒に酔っ払った感じがする」と
のコトだが未成年の俺に酒に酔った感覚がわかるハズもなく・・・ただ俺はこれからどんなコトが起きるのかワクワクしていた。
このガス吸入装置を取り付けられてすぐにガスの吸入が始まった。
微かに「シュー」という音がしていたような気がする。
ガスの吸入が始まってすぐは何の変化もない。
強いて言うなら微かに甘い匂いがした・・・くらいかな？
しばらくするとなんだかボーっとしてくる。
そして頭部から感覚がおかしくなっていく。
腕の付け根から少しずつ先のほうに向かってだんだん麻痺いている範囲が広がっていくのを感じた。
でも指の先端までは麻痺せずに手首の手前くらいで止まっていたような気がする。
足も同様に足の付け根から始まって少しずつ・・・膝の辺りまで麻痺してきた。
そして、この麻痺した感覚が新たなる快感へと繋がって・・・いくはずもなく、ただただボーっとしてた。
吸入開始から５分がたったころに衛生士さんが「うがいしてください」と言うので起き上がろうとすると・・・体が起き上がらない。
歯医者さん定番のリクライニング式の椅子（治療台？）に寝てたわけですが、起き上がれないので背もたれを起こしてもらって何とか起き上がることが出来た。
体の自由が利かないなんて・・・こんな感覚初めてだよ。
そしてうがいのあとにまた背もたれを倒して麻酔→通常の治療へと進んでいった。
普段の治療と違うのはあのマスクっぽい器具が常につけられててガスを吸い続けてるコトくらい。
こんなにガスすったらオナラでたりしないかな・・・なんて思わなかったし、実際に出なかったので今度「ガス吸え」と言われても安心してくださいね（笑
そして治療終了後。
吸入装置をはずされたあと「うがいしてください」と言われたので、起き上がろうとするも・・・やっぱり起き上がれない。
最初と同様、背もたれを起こしてもらってうがい。
そして席を立つが・・・あっ、ちゃんと歩けた（笑
それでもやっぱりボーっとしてることには変わりない。
「今日どうやってきた？」と聞かれて「自転車で来ました」と答えると「危ないからしばらく本を読んでから帰りなさい」と言われたので・・・もちろんチャリで帰りますよ。
すぐにね。
そしてボーっとした状態でチャリを運転しながら帰宅。
怖くてスピードなんて出せませんね。
フラフラしてて職質受けたらどうしよう。
飲酒運転と間違われて・・・補導？
でも酒は飲んでないから検査後、釈放？
でもコレで事故って人殺しちゃったら「危険運転致死傷罪」？
調べると、適用されるのは自動車なので危険運転致死傷罪には問われません（もちろん原付もｱｳﾄに含まれてるみたいです）が業務上過失致死罪かなんかになりそうですね。
えっ、もしかして俺かなり危なかった？
・・・今後は気をつけます。
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