日本一長い名前のラーメンを食べてみよう


札幌市に日本一長い名前のラーメンを出すお店があると聞いたのでやってきました。



「激辛根性ラーメンの店」とありますが今回の目的はそっちではないので今回はスルー。


日本一長い名前のラーメン・・・はたして本当に日本一長い名前のラーメンなのかは不明ですが↓↓


メニューにそう書いてあるんだから信じましょう!


さて「日本一長い名前のラーメン」だと12文字ですがこれくらいなら他にもありそうですよね。

実はコレは通称で、正式名称は「ちょっとオホーツクの潮の香りと、白くしゃっこい流氷のロマンがひとつになって今、紋別から来たの」

計46文字(読点含む)です。
これは日本一といっても過言ではないですね(笑

店内に正式名称が書かれた紙が貼ってあるのですが、店の幅ギリギリです。



店のおばちゃんに注文するときにどっちで注文するか非常に悩みましたが、メニューどおりに注文。

店内を見回すと9割がサラリーマンといった感じ。
お昼時にいったからだろうけど結構繁盛してれます。

店の裏には女子校があるので夕方には学生で賑うのかな?


しばらくして持ってきたのがコレ
↓↓



何故かホタテの殻の上にアイスが乗ってる・・・。

唖然としてると店のおばちゃんが「アイス流氷のかわりに乗ってるから避けて食べてね〜」と小皿と一緒にくれました。
たぶん食後のデザートなんだろうという解釈で小皿に置いてLet's eating!!





中に入ってる具はカニ・ホタテ・チャーシュー・カキ・ネギ・わかめ・メンマ・あさり・玉ねぎ・イカの10種類。
さすが北海道といったとこでしょうか?
カニやホタテが入ってるなんてゴージャスです。

コレで750円はかなりお得!

アイスが乗っかってたホタテの殻ってこのホタテのかな?

うん、ゴージャス(笑

味はこんなごちゃごちゃしてて大丈夫か?と思ったものの大丈夫。
具が多いこと以外は、スープは塩で麺はちぢれ麺といった標準的な札幌ラーメンかな。


ふつうラーメンの名前は、チャーシュー麺やみそラーメンなどと言うようにラーメンそのものを表してます。


さてこの「ちょっとオホーツクの潮の香りと、白くしゃっこい流氷のロマンがひとつになって今、紋別から来たの」はどうなってるのでしょうか?

まず「ちょっとオホーツクの潮の香り」の部分。

オホーツク海と言えば海産物というイメージがあるのでこの部分はシーフードで塩ラーメンがベースになってると考えられます。

つぎの「白くしゃっこい流氷のロマンがひとつになって」の部分。

「しゃっこい」の意味が分らなかったので道民の友人に聞いたところ「しゃっこい=冷たい 氷触ったら冷たくて『つめたっ』っていうのを『しゃっこ!』って感じです」だそうです。


よって「白くしゃっこい流氷・・・」の部分は「白くて冷たいアイスクリーム」が乗ってることを示してます。
ラーメン+アイスなんてまさしくロマンそのものです!


最後の「今、紋別から来たの」の部分はきっと海産物が入ってきた港が紋別だということでしょう。
実際ホタテの生産は日本有数ですからね。
また紋別では流氷も見られます。


少々難解でしたが「ちょっとオホーツクの潮の香りと、白くしゃっこい流氷のロマンがひとつになって今、紋別から来たの」という日本一長い名前もラーメンそのものを表しています。

「塩シーフードラーメンバニラアイス付き(海産物は紋別産)」といったところですかね?

よってラーメンの名前としては合格です。

最後のほうはスープがちょっと濃い気がしましたが、それ以外は普通においしくいただけました。


ラーメンをゆっくり食べてたのでアイスが少々溶けてまいりました(笑




しかしポテチにアイスなんて合うのか?

溶けてるので迷う暇はない。
一気に口に放り込んで食べると・・・あれ?
アイスの味しかしない。

ポテチどこ行った〜?

アイスがなくなるとポテチが残って存在を露わにしますが不思議と違和感を感じない。
見た目や味からしてこのポテチは「チップスター」のうす塩。
この芸当はうす塩だったからこそできたこと。
もしコンソメだったらきっと不快な味になっていただろう・・・。




以上「日本一長い名前のラーメン」のレポでした。

皆さん、もし「もっと長い名前のラーメン出す店知ってる」なんて方がいらっしゃった情報提供お願いします。

きっとそこに食べに行きますがら。

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